No.50 鮮魚のネット販売が難しい理由 そのイチ「情報から」 EC's dull as Out-of-date
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こんばんは〜
最近は投稿が遅くなっています。暑いですからね。
ちなみに投稿者がいつもの順番と違っていることにお気づきになられたでしょうか?
閲覧数の違いが、記事の内容によるものか曜日によるものかを確かめるためです。
さてさて、というわけでお題です!!
二回にわたって、鮮魚をインターネットを活用して売ること、つまり鮮魚のEC販売が他のECに比べてなぜ難しいかをわかりやすくお伝えしたいと思います。
特に今回は、「情報」に関する難しさです。
よく分かるシリーズのイラストどーん!!
1コマ目
ECで何かを購入する人は、現在では大体の人がパソコンかスマホからECのサイトにアクセスして、そこで買いたいものを購入します。
ここでは、私たちの販売しているような鮮魚という想定でいきます。
ここで鮮魚のECが難しいのは、お客さんがサイトに訪れた時点で画面に表示されている商品の種類とその価格が決定していないといけないということです。
ここからは、なぜ難しいのかについて説明していきます。
2コマ目
まとめていえば、その難点は鮮魚は情報の取扱いが難しいということです。
1つ目に、どんな魚が卸売市場に並ぶかは事前に決めっていないということです。
漁獲するタイミングで初めて何が捕れたかを確認できます。漁は、天候や海の具合などといった運に左右されて、その日の収穫が変わります。そのため、事前に予測を立てて、この魚をこの価格でこれだけ売るといった販売計画を立てることを困難にします。
3コマ目
さらに捕れた魚の価格は、卸売市場でその日の朝に各々の水産業者が品定めやせりを通して、相場が変動し決定されていきます。
そのため、価格の決定は卸売市場の相場に委ねられるだけでなく、さらにその情報は卸売市場に独占された状態になっています。
これが2つ目の難しいところで、ECで販売する鮮魚から得られる利益は、その日の朝、卸売市場を経由しなければ計算できないため、情報の速度(最新の情報がすぐにデータ上反映されるか)が遅くなってしまうんですね。
4コマ目
そして、さらに鮮魚についての情報が、各水産業者に分散していることからより消費者に届くまでに複雑化することになります。
イラストの青◯は各水産業者で、赤◯はスーパーやレストランなどの小売店になります。
イラストの矢印を見てもらえると分かりますが、各小売店は複数の水産業者を見比べそこから利益の上がる買い手先を判別しないといけません。
これが3つ目の問題で、通常、鮮魚のEC販売を行う業者は複数の水産業者を比較し、そこから利益の上がるような買い付けを判断して買い付けをしないといけないため、そこに専門的なセンスが必要になってくるというこです。
以上鮮魚のEC販売が難しい理由を「情報」という観点から見てきました。
ちなみにわれわれはというと、水産業者の中から日々最新の情報を仕入れ、直接買い付けてそれを私たちのサイトにアップデートしています。
だからこそ、最新の旬の魚や美味しい産地などの変化に素早く対応し、価格帯もかなり専門的な見切りをつけて不要なリスクヘッジにかけるコストをなくした分、大分切り詰めた値段で販売することができています。
というわけで、最後は私たちのECサイトの自慢話みたいになってしまいましたが、これで終わりにしたいと思います。
次回は、別の観点から鮮魚のEC販売の難しさをお伝えできればと思います!!デハデハ!
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