No.49 水産業の技術革新事情について / Now Fish-Tech

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今日のホットトピックは…!!

 

んにちは、こんばんは、おはようございます。いつも見てくれている方ありがとうございます。そうでない方もありがとうございます。Rです。管理側の問題で前々回のエントリに次回は近年の水産業の動向、新たなサービス、技術やテクノロジーについて書きますと言いましたが、記事が前後してしまいました。申し訳ありません。なんかよくわかんねえなって方はスルーしておいてください。と、いう訳で今回は水産業の技術革新について書いていきます。

尚参考資料は

第1節 水産業に関する技術の発展の歴史:水産庁

でございます。また、丁寧に近世から書いてあったのですが今回はカットして現代に絞ってご紹介します。よろしくお願いします。

 

 

News1 世界初クロマグロの完全養殖化に成功

これはもはや、水産業者以外の人でも知っている事項ではないでしょうか。いわゆる近大マグロってやつですね。何年か前養殖施設を訪問した際に稚魚段階のマグロのエサや理方法やその研究理論についてお話を伺ったのですが、正直難しすぎてびっくりするくらい覚えてないです(笑)ただ、味は天然のものと変わらない、むしろ天然より美味いぐらいで、この辺りはさすがの日本の養殖技術であります。

最近だと様々な関西の駅構内で、「マグロ大学って言うてるやつ誰や?」と書かれた広告が少し話題になっていました(笑)個人的に好きな広告です。

 

News2 ニホンウナギ完全養殖化へ

最近何かと天然派、養殖派と議論されているウナギ君ですが、私見は断然養殖でも良い、むしろ養殖の方が美味いと思っています。これも少し勉強したので書くと、ウナギはもちろん鮮魚なので産地や漁獲法によって味は変わりますが、蒲焼きの一番のポイントは焼き方だそうです。炭、網、温度、焼き加減で全く味が変わるらしく、その点で仮に天然ガ獲れなくなり、養殖物が市場に出回ってもふっくらとした美味いウナギが食べられなくなる心配はないんですね。僕はこういった日本人の天然魚志向がまだまだ強いのが悲しいです。日経新聞で話題になった記事を貼っておきますね。養殖はめっちゃ美味えんだぜベイベー。

www.nikkei.com

 

News3 LEDライトを使った漁船の登場

もうシーズンオフですがホタルイカを始めとして、お魚って基本的に光源にあつまってくる習性があるので、通常の電球の何倍もの明るさを放てるLEDの発達、漁業導入は非常に理にかなっていると言えます。

 

News4 ICTを駆使した水産企業の発達

水産ベンチャーが活躍 養殖・流通改革で食卓に魚を取り戻す | 月刊「事業構想」2018年9月号

上記サイトに書かれているように、大手テック企業の投資と漁業組合が先導となって養殖技術の効率化がなされたり、流通面での水産系スタートアップの登場など、業界は日々過熱してきております。また、シリコンバレーでもドローンを使ったエサやりを研究している企業愛媛県宇和島市宇和島プロジェクト」の多様な養殖ハマチなどなど、あまり知られていないかもしれませんが、密かに盛り上がりを見せている界隈なのです。

 

 

まとめ。。

今回はかなり主要な技術革新の紹介でしたがいかがだったでしょうか。もはやまとめに何書いたらいいかわかんなくなってきてますが、最も大事なこと、知っておいてほしいこと水産業イノベーションは実は結構起きていて、日本はその先導を行く国であるにも関わらず、日本人は天然魚しか食べない。これに尽きると思います。少しずつ変わっていってほしいです。養殖サイゴオウ。(亀田史郎

 

 

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