No. 48 魚の日焼け事情 / Fish Sunburn


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ギンギラギンーーー!!

 

 どうもみなさんこんにちは、こんばんは、おはようございます。最近、日に焼け黒くなってきているわたです。梅雨は一体どこへ行ったのでしょうと思うぐらいの日差しを最近浴びています。紫外線浴びまくってます笑。某少年探偵の漫画に出てくる服部何某君みたいになりそうです。さすがにないですかね笑。

 

 さて今回ですが、私たち人間は日焼けをしますよね?紫外線を浴び、メラニン色素がお肌を守るために肌が黒くなります。では、お魚は日焼けをするのでしょうか?考えたことはありますか?答えをもしかしたらご存知の方もいるかもしれませんが、お付き合いください。

 

お魚さんの日焼け事情!!

 

早速「お魚は日焼けをするのか」の答えです。

 

答えは........します!!!

 

※ 一応する種類があるということです。

 

 お魚は日焼けをします。

 真鯛の例を出してみましょう。

 以前、タイは天然と養殖があるというお話をしましたね。タイは日焼けをしているか、していないかで養殖と天然を見分けることができるのです。これは市場など水産関係のお仕事をしている方には常識ですが、知らない方の方が多いのでご説明します!

 

 真鯛は通常、水深30~150mで生息していますが、紫外線は水面で反射もしくは減衰されるので、特に紫外線の影響を受けず日焼けしません。しかし、養殖の真鯛5~10m程度の生簀で飼育すると、紫外線を浴び、黒くなります。真黒な鯛は価値が下がってしまうので、黒い遮光カーテンを使って真鯛を紫外線から守るなど、対策をする業者もあります。

 

 真鯛についてはしっかり日焼けをすることが確認されていますが、日焼けをしない種類もあるのです。例えば、ブリやカンパチなどでは遮光なしで養殖をしても日焼けは特に問題になりません。逆に、ヨーロッパマダイは日本の真鯛よりも黒く日焼けしやすいそうです。

 

 日焼け一つにしても私たちみたいに真っ黒に日焼けをする真鯛のようなお魚もいれば、全然日焼けをしないカンパチみたいなお魚もいるんですね。私個人としては、日焼けは男らしくってちょっと好きなんですが、日焼けあとはちょっと嫌です笑。女性は日焼けそのものが嫌ですよね。人魚がいるとすれば、水深が深い場所で生活をしているため、遺伝的に肌が黒くなければ、日焼けをしていない真っ白な肌をしているんでしょうね。いたらの話ですが笑。

 

本日の参照は足立亨介「水産物の黒色変化に関する生物化学的解析」2011です。

 

さて今回は以上です。日焼けをしすぎないように普段から日焼け止め塗ってくださいね。一種のやけどなのでね。ではわたでした。また次回お会いしましょう。

 

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