No.35 京都中央卸売市場の歴史 活〆魚の美味しさ
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体調不良気味の代表より
こんにちは、こんばんは、おはようございます。いつも見てくれている方ありがとうございます。そうでない方もありがとうございます。代表のRです。
今現在も絶賛風邪をひいております。最近昼夜の寒暖差が激しいので皆さまもお気をつけを。
と、いう訳でですね、早速お魚トークをしていきたいんですが。今回はいつものような一匹をピックアップして紹介するエントリではありません。じゃあなんやねん、と言いますと。一体僕のいる京都中央卸売市場には、どういうお魚が入ってくるのか、どういった場所なのかを少し書かせて頂こうと思っております。よろしくお願いいたします。
市場の立地
まずはですね、立地から行きましょうか。
現在の京都駅は、京都市のほぼ中心部である七条通りと八条通りに面しており、縦の通りである堀川通と河原町通りに挟まれるような位置にあります。
で、市場はその地図上の左上、つまり少し北西に行ったところ、通りで言うと七条通りにあります。
ここで何が言いたいかというと、京都市の通りは非常にわかりやすく、圧倒的に流通がしやすいということ、そして、その中心部である京都駅のすぐ近く建てたこと。
これがファクトであり、1920年代に設立されたこの施設は、前にも書きましたが日本で初めての中央市場であり、この形が全国の中央市場の模倣や、いわゆる見本となって広がっていった訳です。一言でまとめると、めちゃくちゃ流通しやすい立地だよってことです。
そして、ご存知の通り京都市に海はありません。近くの海は京都府北部の丹後地方や若狭湾、大阪湾しかないです。なので当然近場から取ってくるだけではお魚の供給量は満たせない(特に京都市は和食や伝統料理に魚を使うケースが多い)ので、全国の海からお魚を運んでこよう、そして他府県と比べてお魚を消費し、かつ流通しやすい土地である京都市に市場第一号を建てよう、こういった流れになるのは恐らく簡単に想像できるとおもいます。つまり要約すると、建てる上でめちゃくちゃ好条件が揃ってたよ ということです。
活〆魚の魅力
なんだか歴史のお話が長くなってしまいましたが、ここから本題。全国から毎日鮮魚が集まってくる中央市場では、氷漬けや冷凍されてしまっているお魚が増えてしまうんですね。これは産地からの距離が伸びれば伸びるほど、必然的に多くなってしまいます。地元や近くの海でとれた、生きているお魚だけでは圧倒的に足りないんですね。
そんな中でも、もちろん生きている活魚も少なくありません。京都では大きな「いけす」が二つあるうえに、毎朝30トン(ゴジラぐらいでかいです)ぐらいの生け簀カーが地方よりやってきて、その場で活〆にされたり、いけすに入れて泳いでいたりしています。
でですね、こういった生け簀で泳いでいるお魚たちはもちろん養殖ですが、活〆のお魚っていうのは本当に美味いんですね。だって、さっきまで生きていたんですもの。身がしまっていたり、ボロボロになっていなくって、ぷりぷりなんです。そのレベルは、クレヨンしんちゃんのお尻に匹敵すると当社調べでは出ているぐらいです。すみません、ふざけました。
ここから大事!実はこの活〆の激うま魚たち、弊社のウェブサイトでも扱っているんですね!!(ゲキアツ)もちろん注文を受けて、発送の指定があった日の朝に活〆にし、配送しています。そのお魚たちは、タイ、そして最近追加した シマアジ と カンパチ です。
タイとシマアジは生け簀で常時泳いでいますし、カンパチは生け簀カーに乗ってやってきてその場で活〆にされ、流通しています。ヤマト運輸のクール便での発送なので品質管理は抜群、さああなたも是非「活〆魚」の美味さ体感しませんか…?
最後は宣伝ごり押しになってしまいましたがいかがだったでしょうか。ただ売るのではなく、本当に美味しいものを伝え、発信し、お手元に届けられればなと、マジで思っています。(MAJIDE)普段のブログはふざけまくっているので、偶にはこういった熱いお魚話もいいのではないでしょうか。いいよね。うん。
個人的には史実や、なんでそうなったのかっていう理由を追求するのが大好きなので、自己満足度的にも、バッチリなエントリだったように思います。
普段の倍以上の量をかいてしまいました。。ありがとうございました。
次回へのハードルを自らあげていくう~~
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