No.73 伊勢海老の輸入について / About Import of Ise-ebi
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ブログの管理者の不手際で前回のロブスターからだいぶ距離をあけての投稿になってしまいました。申し訳ありません。
こちらが前回の記事です。是非合わせてご覧になってください。
皆さんこんにちは!
伊勢エビのことを調べまくっていたら「伊勢エビ食べたい欲」がMAXなわたです。
もうこの際ロブスターでもいいから食べさせて!!(贅沢)
さて前回、伊勢エビとロブスターの違いについて調べて取り上げましたが、今回は伊勢エビの輸入についてです。
早速ですが、皆さんは、市場では日本で獲れた伊勢エビ以外にも輸入されたものも数多く出回っていることをご存知でしょうか。農林水産省が出している統計があるので、それを参照して日本での漁獲量と日本への輸入量を調べてみましょう。
日本での漁獲量は平成29年の1070トンが一番最近のデータです。以前のデータと比較しても急激に落ちたり上がったりということはなく、平均1200トンほどで安定しています。ちなみに漁獲量トップ3は千葉、三重、和歌山です。さすが伊勢エビが有名な県ですね。
では輸入量についてみていきます。
最も輸入量が多かった1991年には14780トンで、国内の漁獲量1172トンの約12.6倍もありましたが、2012年には2290トンで、国内の漁獲量1215トンの約1.9倍と大幅に減少しているんです。
ちなみに国別ランキング上位3カ国はオーストラリアが 2753トンと最も多く、次いでキューバが1265トン、ニュージー ランドが611トンという状況です。
輸入量は減少していますが、漁獲量と比較すると約2倍もの伊勢エビを輸入しているんです。
国内での漁獲量の約2倍も輸入されているので、皆さんが食べている伊勢エビ、実は輸入品かもしれませんね。
まぁ実際に伊勢エビと言いつつロブスターをお客さんに提供していたホテルもあったり(詳しくは伊勢エビ食材偽装で検索)、国産伊勢エビを味だけで見分けるのは正直難しいです。というかほぼ無理です(笑)
伊勢海老とロブスターの見分け方
ではどうやって見分けるか、それはお店が伊勢エビの料理を出してきた際に甲羅を確認するほかないでしょう。見分けるポイントは頭の触角と色です。気になる方は特徴を調べてみてください。かなり違いますよ。
値段が適切で味がおいしければどこ産でもいいよって方は気にならないでしょうけども。私はそっちのタイプの人です(笑)
ということで今回は以上です。伊勢エビについて深く調べたんですけど、輸入のことやロブスターの違いなど結構面白い事実がいっぱいあって興味深かったです。伊勢エビをたべる際は「どこ産かな」って少し気にかけてはいかがでしょうか。
伊勢エビが食べたいわたでした。
参照は「ロブスター事情-世界の生産量と日本への輸入量- 」と「海面漁業生産統計調査」です。
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