No.12 一息に甲子園


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  最近こんなことがありまして

こんにちは、こんばんは、おはようございます。いつも見てくれている方ありがとうございます。そうでない方もありがとうございます。花粉症で鼻が死んでいるRです。社長です。

 

今日何書こっかなーーって考えていた最中、Twitterこんなツイートを発見。

 

 

 https://twitter.com/toukatsujin/status/1105762566628761600

 

 

はい。自分はこの方全然知らなかったんですが、見た瞬間にフォローといいね、そして引用ツイートさせて頂きました。それがこちら。

 

 "本当にそうです。近年の技術の進歩で、養殖フグの9.9割は毒がないと言われています。フグの肝を食べる地域もあるので、毎年捨てるのが惜しいです。養殖の方が美味いのは水産業者には当たり前の事なのですが、そこには一般の方との価値観の差をかなり感じます。… 

https://twitter.com/RikuKamata/status/110603038362202521

 

 

と、いうわけで今回はこういった日本の漁業問題について軽―くソフトに書いていければと思います。

尚上記二点のツイートを見た上で読んでいただいた方が、内容がすらすらと入ってくると思います。よろぴくです。すーすすー。

 天然もの信仰にもの申す!!

 

はい、本題というわけなんですが、大前提として、この方とワイのツイートで話していること、全部マジです。マジのマジです。しかも超絶リアリティ。MAJIDE。

まず最初の方が指摘されている、日本人の天然魚志向問題ですが。私個人的な感想を先に述べさせていただくと、この志向は大嫌いです。

理由はただ一つ、養殖は本当に美味いからです。

というのも、日本の養殖技術は世界でもトップクラスなんですよ。実は。

世界で初めてマグロの養殖に成功した某日本マグロ大学・・・じゃなくて近畿大学など(オープンキャンパスの広告個人的に好きです。)をわかりやすい例の筆頭として近年目に見えて発達してきています。またマグロだけでなくタイ、カンパチ、ハマチ等々、養殖鮮魚がもはやメジャーになってきているのも事実です。

知人の養殖ブリ業者さんなんかはミカンブリというみかんを食べて育ったブランド鰤で、みかんの成分によって身が若干黄色に変色し、通常の鰤よりも長持ちするを飼育・出荷されています。

バレンタインデーにはチョコを食べて育ったチョコ鰤なんかも市場にやってきていましたね。

 

 

そう、その彼も私同様日本人の天然魚志向にしびれを切らしています

あ、ちなみに全国のくら寿司で食べられるみたいなのでもしよかったら足を運んでみてくださいな

 

ここでもう一つ大きなファクト。この養殖の方がうまいんだぜ説、実は結構水産業者にとっては当たり前なのです

一番の大きな理由として、天然魚は漁法などの関係で個体による美味さの差が大きいことがあげられま    す。つまりギャンブルなんですね。考えてみてください。例えば最もコモンな漁法である底引き網漁魚たちは海底をゴリゴリ引きずられて水揚げされるんですよ。

あまり波風立たせたくない(漁業だけに)ので多くは語りませんが、捌いたときに、生で食べられるのかこれ?みたいなのとか、魚の体がズタボロになっていたりすることも少なくありません。対照的に、養殖魚はそういったリスクもないです。

 

実際僕のいる京都中央卸売市場というところでたまに競りに参加するんですが、例えば同じタイでも、天然養殖より安い価格で取引される場合も多いです。

また、さっき述べた養殖ブリに関してもっというと、天然は身がスカスカな場合や身が虫食いにあってたり平気でするので、使える部分がめちゃくちゃに限られてたりします。

 

なんだか色々書きましたが、嘘は言ってません。養殖魚のうまさをもっともっと知ってほしいだけなんだ。。。

 次回に続く!!

 

養殖フグのお話もするつもりだったんですが書きすぎたので次回にしますね。

 

というわけで今回はこの辺で。両鼻にティッシュを詰め込みながら、甲子園を見ながらのエントリでした。NO MORE花粉。あああああああああああああああ!

当社では積極的に養殖魚を販売中!!