No65 台風19号が接近! そのころお魚たちは、、、? / How Fish Protect Themselves From Typhoon
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皆さんこんにちは!
天気が不安定で台風も来ていたり、暑かったり、寒くなったりという気温ですね。
どうお過ごしですか。季節の変わり目で肌寒さを感じているわたです。
猛烈な台風が過ぎ去り、今も各地にその爪痕を残している現在ですが、被害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。(台風19号が現在接近しています。お気をつけください。)
「魚は台風の時、何をしているのか」
台風についてわたしたち人間は、予報を見て対策しますよね。私も実際、予報を見て雨戸を閉めていました。その時ふと思ったのですが、「魚は台風の時、何をしているのか」この疑問について今回取り上げたいと思います。海の中、川の中ではどのような対策が行われているのかを調べていきたいと思います。
魚たちは人に比べて気圧の変化に敏感な生き物です。そのため台風が近づくことを人間の予報のようにあらかじめ感じ取ります。その際にとる対策は海と川で違ってきます。
海では一言で表すと「深く潜る」これにつきます。なぜか、海は浅い部分に比べ深ければ深いほど水粒子の動きが衰えるからです。そのため上のほうで波が激しくても、下へ行けば穏やかな水流になっているんですね。これにより普段は浅瀬にいる魚達も台風の時は深めに潜り被害に遭うのを避けるんですね。
この波の具合は釣りにも関係しているんです。釣りが好きな方で波が荒れているほうが魚は釣れやすいと感じる方は多いと思いますが、表層は荒れていても実際の海の中は静かなので釣りがそのまましやすく、水中が少し濁るため糸や釣り針が見にくくなるからだと思います。しかし台風は少し深めまで荒れるため、魚たちもかなり深くまで潜ります。なので台風の日はボウズになることが一般的ですね。これ豆知識です笑。
では川はどうでしょうか。
川は海と違い深く潜るといってもそこまで水深が深い川はあまりありません。ではどうしているのか、これも一言で表すと「じっと耐える」です。
どのように耐えるかですが、基本的には植物で覆われている場所、大きな石や岩の影などに隠れて台風の通過を待ちます。また鮎などは砂利などを飲み込み、体を重くします。それにより流されにくくするようです。できるだけ流れが穏やかな場所で体を重くして耐えるのが川魚の対策なようです。
以上が台風時に海と川で行われている魚たちの対策でした。
自然界で生き抜くために遺伝子レベルで刻み込まれている習性なんでしょうね。魚たちの面白い一面が知れてよかったです。
参照はKoizumi labさんの『釣り人は正しかった:支流避難仮説の実験的検証』です。
以上わたでした。
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