No.23 リサーチから実食まで!! 〜サーモン編②〜

 

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リサーチから実食まで!!

 

みなさん、こんにちは、わたです。

今回も前回に引き続きシリーズ:リサーチから実食まで、二匹目:サーモンをお送りします

前回、トラウトの名前や主な養殖国など、基本的な知識を確認しました。トラウトサーモンは鮭と違い、養殖のものが日本に輸入されているということを書きましたが、今回はその養殖について詳しくみたいと思います。

 

 

サーモンの養殖事情

 

みなさんも、おそらくご存知だと思いますが、サーモンや鮭には特徴的な習性があります。

それは遡上です。

サーモンは産卵時期に、海から自分が生まれた川に戻り産卵をします。卵から孵り、稚魚が成長すると海へと出ていきます。そして産卵時期になると同じサイクルをたどるということです。その習性を養殖でも利用しているというわけです。

 

養殖の工程はノルウェー水産物審議会さんのサイトを参照させてもらいます。

 

 

秋、養殖場ではノルウェーサーモンの受精作業がはじまります。健康で成熟したメスの卵は、厳選された健康なオスの魚精で丁寧に受精。その後受精卵は入念な管理のもとで孵化します。

 

稚魚は腹部に卵黄嚢をつけた姿で孵化します。この卵黄嚢が稚魚の栄養分となります。その後数週間がたってはじめて慎重に餌づけが行われます。

 

生後7~18ヶ月で稚魚は50~300グラムになり、海で暮らす時期を迎えます。その後1~2年、サーモンは海中のいけすで育ちます。いけすは潮流によって常に正常な海水が流れ込みます。

 

この時期もノルウェーサーモンは厳しく管理され、餌の質や量は水温や生育条件にあわせて注意深くコントロールされます。

 

生後1年半~3年かけて出荷に適した大きさ(通常3~6キロ)に成長し、はじめてノルウェーサーモンは水揚げされます。

 

 

 

 いけすや餌やりなど、厳しい管理がなされているため、安全に私たちはサーモンをたべることができているんですね。ノルウェー産が多いのは量もですが、安全性が高いからなんでしょうね。

 

 サーモンの養殖についてなのですが、日本経済新聞によると三井物産が陸上で人工海水を使っての養殖を成功させたそうです。

日本での養殖がさらに進化して、今後はほとんどが日本産になるかも.....

まぁそれも先の話でしょうけどね。

 

 今回は以上です。少しはサーモンの養殖について知れることができたでしょうか。そうであれば幸いです。では、また次回お会いしましょう。

 

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