No.15 養殖ふぐについて②
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投稿時間のお知らせ
いつ投稿されるのか決まっているのかという質問が届いたので、こちらでお知らせ致します。
投稿日:月・水・金と2日に一回のペースです。たまに、ブログ管理者の都合上一日ずれる可能性もあります。
時間帯:大体夜の10時〜12時ぐらい。日付超えることもしばしばあります。ブログ管理者の生活リズムの問題です。はい、すみません。
はい、本題!そして、本日のお題!!
こんにちは、こんばんは、おはようございます。いつも見てくれている方ありがとうございます。そうでない方もありがとうございます。花粉症がなぜか日々マシになりつつあるRです。
前回の続き!という訳で、今回も養殖のお魚の美味さを伝えていければと思います。よろしくお願いします。
今回のメインは養殖フグについてのお話。
今は全く季節じゃないですが。皆さん、フグたべてますかー!好きですかー!
個人的には大好きなお魚の一つですね。
しょう油に白子を溶かして食べるてっさ(ふぐのお刺身)は冬に食べたくなる料理ナンバーワンです。ヒレ酒と一緒に。。。あーーーー。
はい、無駄話はこの辺にして。わたくしも大好きなフグについてのエントリ。前回の投稿でもちょこっとふれた、養殖フグの肝、実は毒入ってないんじゃないか説です。
養殖ふぐに毒ってあるの?ないの?どっちなんだーい!!
まずは現在のこの議論についてファクトだけを並べていきますね。
議論対局は基本的に、入ってる派もしくは入っていないと断言できない派の厚生労働省と、入っていない派の養殖業者さんで構成されています。以下主要な主張。
厚生労働省:フグの肝を可食部位と認めるに当たっては、無毒であるとの科学的知見が得られていることが前提であるが、現時点において、肝が無毒のフグを確実に生産する方法が科学的見地から確立しているとは言い難い
養殖業者:フグの毒化は食物連鎖由来であり、「囲い養殖」で肝も無毒のフグが生産可能であることについては、十分に科学的根拠がある。
なんだか難しいことを言っているように見えますが、要はフグの肝の毒はあくまで食物連鎖によって生成されるものであり、天然物だけにみられるとされ、現在の養殖技法やエサなどから毒が検出される可能性は限りなく0に近く、そこには科学的根拠もある。
ということです。
論文が15年以上古いものなのであれですが、現在はどう考えても技術は進歩してるはずなので、この可能性はより減ったと考えて問題ないと思います。データを見つけられなかったのであくまで憶測ですが。。。
実は美味い中国産のふぐ??
中国産との差別化
最近中国からの養殖フグがちらほらと市場に入ってくることがあります。食べたことはないのですが、結構美味しいらしく、日本の養殖業者さん達がいい顔をしていないという話はよく聞きます。
そこで先ほどの教授は、日本の国産養殖フグの肝を可食化することで中国産との差別化を図れるのではないか、と結論付けられています。読んだ瞬間ほんまそれって言いかけました。正論過ぎてぐうの音も出ませんね。
実際養殖のフグって肝と骨以外は合法的に食べることが出来る(口やヒレ、顔までも)めちゃくちゃ優秀なお魚ちゃんなので、今後どのような動きを見せていくのか、個人的にかなり期待しています。毎年肝を捨てるのが惜しいんだ。。。
因みに、石川県のある地方ではこのフグ肝を二年以上漬け込んだぬか漬けが郷土料理として食べるらしいです。調べたところ違法ではないらしい(現在も食べられている)ので、今度石川に行った際にはトライしてみることとします。死んだらそれはそれで魚屋の本望だ。
最後に、京都中央市場にはあんまり入ってきてないですが、養殖フグの有名な産地である佐賀県が去年、厚労省に抗議したという記事を見つけたのでシェア。
これをきっかけにポジティブな議論になればいいなあ。
https://biz-journal.jp/2018/01/post_22092.html
結論、みんなもっと養殖魚食べようぜ!あと、日本の養殖魚ってほんまに美味しいんやで!ってことが伝わっていれば何よりです。長々と書きましたが、ありがとうございました。
龍谷大平安負けちゃった。。。。。。
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