No.9 連載シリーズ 〜ロンドンの市場!!②〜

 

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ロンドンお魚探訪記第二弾!! 

こんにちはこんばんはおはようございます。代表のRです。はい。社長です。どうも。

 

ロンドンお魚探訪記第二弾!ということで、前回は自分自身が気付いたこと、感じたことを中心に書かせて頂きましたが、今回は具体的に何を知ったか、もしくは学んだかについてお話させて頂きます。個人的にですがめちゃくちゃ興味深かったので、精いっぱいありのまま伝えられるように頑張ります~。

日本とイギリスのお魚の違い

 

まず、日本とイギリスのお魚事情の決定的な違いについて。それはズバリ、です。ご存知かもしれませんが、日本は世界で最も大きい太平洋という海に面しており、冷たい海流温かい海流の二種類がそれぞれ二つずつ、列島を囲うように流れています。

で、それらの交わる部分(潮目)では大量にお魚たちのエサであるプランクトンが繁殖するので、そこが高漁場になるというわけです。日本にはそれが二か所もあります。そりゃあお魚美味いわな。。因みに今すごく端折って大まかに書いてるので細かい部分の間違いは悪しからず。

 

で、反対にイギリスはというと、北大西洋海流という、温かい海流しか流れてないんですね。因みに余談ですが、こいつと偏西風の影響で高緯度のくせに比較的暖かい、西岸海洋性気候という気候帯にイギリスは属することになると、ドイツのケッペンさんが昔に決めてます(マウンティング)。

 

話を元に戻すと、イギリス付近ではさっき述べた潮目が存在しないので、日本に比べて漁獲量が少ない。なので基本的に世界中、特にヨーロッパやインド洋等からお魚を運んでこないといけないんですね。こうなるとお魚の鮮度ってもちろん落ちちゃうので、冷凍がきくものだったり、最初から火を通す前提で売らざるを得なくなるので、昔からイギリスでは生でお魚を食べる習慣がない、(最近の若い方はそうでもないです)ていうか鮮度的に食べれない、みたいなことが起きてます。因みに自分がホームステイしていた際、マザーに寿司を食べに行こうと誘うと、「魚って火を通すものよ。」とズバッと切られました。イッツアカルチュアルディファレンス

 イギリスで食べられる魚

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Breakfast in London

話は変わって。日本で食べることのできるお魚も結構いたりします。サーモン、サバ、タラ、タイ、イワシ、アサリ、ムール貝等々ノルウェー海流と呼ばれる冷たい海からくるこのお魚たち、実はめちゃくちゃに美味しいです。個人的にノルウェー産の塩サバは大好き。

イギリス料理で一番有名であろうフィッシュアンドチップスですが、これはハドックと呼ばれるタラの仲間の白身魚が最も使用されます。ロンドンにある市場にて、朝食に燻製されたハドックとトーストを食べたのですが、量が異常に多いかつなんだこの色。。。ってなって全部食べれませんでした。大きさは置いておいて、この着色はどうやらおいしく見せるためにしているらしく、日本の数の子と同じ感覚なのだとか。店員さんに謝ったらニコニコで許してくださったのでよかた。。

 

とまあこんな感じでロンドンには三日ほどしかいなかったのですが、めちゃくちゃ濃い日々を過ごせました。改めて、お話とお時間ありがとうございました

 

ではまた次回~

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